茶道男子は必携、袴の入る着物バッグを使ってみました

袴バッグ

 

茶道において、男性は袴(はかま)を付けます。

袴を着るなんてことは、日常ではなかなかありません。一般では、和装の結婚式だとか七五三くらいではないでしょうか。ぼくも七五三以来の袴でした。

 

茶道における男性の着物は女性のそれに比べてずいぶんと楽です。着物の色は、紺など無難なもので大丈夫ですし、帯も袴の上からちょっと覗くだけなので、とりあえずは毎回変えなくてはならないとか、気にしなくても大丈夫です。着付けも袴の着付けが少し面倒な程度で、全体的に女性に比べて断然簡単です。

 

しかし、茶会やお稽古場まで、この袴姿で行くと大変目立ちます。世が江戸時代なら問題なかったでしょうが、現代では何かの撮影でもやってるのか、というくらいに目立ちます。そうしますと、袴を会場や稽古場まで持って行って、そこで着付けるのが得策となります。

 

さて、そうしますと持ち運びです。袴には背中部分にあたるところに腰板が付いていて、たたむのにも気を使います。さっと風呂敷に包んでというわけにも行かないのです。これまでぼくは、無粋にも大きな紙袋に入れたり、風呂敷に何とか包んだり、スーツ用のガーメントバッグに入れたりしてきました。が、このたびようやく袴専用のバッグを買いました

 

これは通常のいわゆる着物バッグより横幅が長めになっています。なので袴が、変な折り方をしなくてもきっちり入ります。もちろん着物も入るし、帯や男締め、襦袢や足袋、草履まで収めることができる容量です。ぼくの買ったものは外側がナイロンでできているのですが、それでもわりと重さがあるので、革製でなくても逆に良い感じです。手入れも簡単ですし、汚れにも強そうです。袴のバッグを売っているいろいろな販売サイトを観ていたら、うたい文句に「ご旅行用のバッグにも」などと書いてあるところもありましたが、普通の旅行には向かないです(^^。やっぱり横幅が長いので、扱いは不便でしょう。

 

だけどもちろん、袴を持ち歩く方、男性で茶道をされている方にはおすすめできる良い品物です。