こんなんでどうでしょう心が抜けない

十八番の24番

 

ライブしてきました。つまりはライブハウスで演奏してきました。これはよくあることですが、演奏側は失敗だった、と言ってるのに、観ている側はそんなの気にならないよ、と。本当によくあるというか、ほとんどがそうなのではないかと感じるくらいに演奏者と聴く側とではポイントが異なります。

 

今夜はまったくそんな感じのライブでした。

 

本来、演奏側も視聴側もともに良かった、となるのが理想です。それがなかなか起こり得ないのが面白いところでもあるのですが、それが理想であることは間違いありません。

 

これは双方の歩み寄りでなんとかなる問題でもありません。むしろまったく歩み寄る心がないときの方が結果的に双方良しとなる場合が多いと経験的に感じています。

 

では、何がいけなかったのかと反省してみますと、こんなんでどうでしょう心、が問題です。歩み寄りすべてを否定するわけではありませんが、健全ではない歩み寄り方というものがあります。それがこの、こんなんでどうでしょう心なのです。

 

それは、人前に出る前の詰めが足りないから発生します。突き詰めていないから、こんなんどうでしょう、となってしまうのです。突き詰めたところこれじゃぼけ、というところまで突き詰めれば、こんなんどうでしょうなんて微塵も現れません。

 

hot buttered pool 精進します。