観ている人もバンドマン問題

 

20年以上アマチュアバンドをやっていて、ライブハウスという場所に出ていると、時代の流れを肌に感じるものです。近年、特に気になるのが、「観に来ている人のほとんどがバンドをやっている人じゃん」という状態が多くなったなぁ、ということです。

 

あるバンドがライブイベントを行うと、そのバンドと付き合いのある他のバンドのメンバー達がやって来ます。これには義理のようなものがあるのでしょう。来てもらった以上、お返しとして、来てくれた人がイベントをやるときには、こちらから行く必要もあります。このような義理活動が増えてる?と感じるのです。

 

しかし、このような義理の付き合いは昔からあったはずです。そしてぼく自身、これを悪いことではないと思っています。むしろバンドや周辺のライブハウスを盛り上げていくためにも、こういう活動はお互いにすべきである、と考えています。ではなぜ、そればかりが目に付くようになったのかというと、バンドをやっていない純粋なリスナーとしてのお客さんが減ったからなのだと思います。

 

では、どうすればいいのか。と考えて、ぼくは自分の好きなことをブログでさらけ出そうと考えました。ぼくの日常において、関心のあることを吐露して、違う分野同士の交わりを生み出せないものだろうか、と考えたわけです。もっと単純に言ってしまえば、茶道に興味がある人にライブハウスへ来てもらいたいし、バンドをやっている人に茶の湯を体験してもらいたいのです。

 

今のところ、何の結果も出ていませんが (^^;、もう少し続けてみます。そして、バンドマンの皆さん、違ったところにも働きかけて、ライブハウスにバンドマンでない人も呼びましょうよ!きっとお互いに良い刺激になるとぼくは信じています。