先日のAppleの発表会で、ようやく待ち望まれていたiPad mini Retina が発表されました。昨年、iPad mini が発売された当初から、「Retina じゃないのかよ」「Retinaまで待つ」みたいな声も多数聞こえておりましたので、購入される方も多いでしょう。ぼくも(今のところ)iPad mini Retina を購入しようと考えています。iPad Air とiPad mini Retina って性能はほぼ一緒です。最終的には大きいか小さいかで決断することになるのですが、
決めた理由は簡単、「折り畳み傘が好きだから」です。
「普段持ち歩くから」とか「電車で片手持ちできるから」とか「大きなiPadは重たくて持ち歩かなくなったから」という理由と似ているかもしれませんが、ちょっと違います。単に小さい方がカッコイイからなんです。MacBook Airも同様の理由で11インチモデルを使っています。かつては、海外ではあまり売れなかったという、PowerBook 2400c (IBMとAppleのコラボ!)というモデルを、Windowsを使っていた頃は、レッツノートシリーズのRモデルを使っていました。持ち歩かなくても、コンパクトな方がカッコイイと思いますし、折りたためたり、収まったりするものに惹かれます。(もちろん、持ち歩くときにもそれは威力を発揮します^^)
フォクスやスウェイン・アドニー・ブリッグのしっかりとした傘も、確かにカッコイイのですが、どちらを選ぶか、というときには、折りたたみ傘のほうを選びます。持ち歩けそう、な物が好きなんです。あ、アンプならピグノーズです!
先日は小田原城を訪ねましたとき、城内に昔の日本で使われていた道具を多数見ることができました。ぼくが興味を持ったものは、提灯(折りたためばコンパクト!)や旅用のソロバン木箱、旅用の薬箱、旅用の筆記箱などでした。
旅で茶道具といえば、秀吉が使ったという利休好みの「旅箪笥(たびだんす)」も大好きです。暖かくなってきたら、お稽古場にも登場します。箪笥の中にはお茶の道具一式が入っているのです。こんなものを担いで旅の途中に野点(のだて)って、人間というものは根本的には変わってないんだろうなぁ、と考えさせられます。
お茶の道具って何かとカッコイイのです。「普段は仕舞っておく」という考え方が根底にあるのか、何かと収まりがいい。床に飾る掛け軸もくるくる巻いたらコンパクトだし、棚なんかも組み立て式になっているものが多くて、いつもうっとりしています。
傘は折りたたみ、お茶道具は旅箪笥という方は、iPad mini Retina で間違いないと思います。