国際的な街は器の大きさが求められる

 

クマのプーさん展を観るために、はるばる東京は銀座までやってきました。それはそれはすごい人で、たまの都会なのに、日曜日の人での多い銀座などに出てきた自分のせいですが、ヘトヘトになりました。

 

プーさん展も入場に30分並ぶ必要があったりして、ディズニーランドのハニーハントのような行列です。東京の人はディズニーランドで慣れておられるからか、本当にどこでも涼しい顔をして並んでいます。

 

毎日みている物の変化ということには気づきにくいものです。しかし、たまに目にするものの変化はよくわかります。

 

ここ数年、街に外国人が増えました。靴の試着などを大勢でワイワイやっているのを見ると、大抵は外国人です。この外国人の多い混沌とした感じは国際的な街としてはあるべき姿であり、経済的にもどちらかというと喜ばしいことでしょう。

 

あとは受け入れ態勢を整えていくことです。

 

銀座の歩行者天国で、自転車に乗っていた外国人の方が警備員に注意されていました。警備員さんは、「ダウン!」と厳しく叫んでおりました。おそらく、歩行者天国で自転車に乗ることは禁止されているのでしょう。外国人の方はうなづきながらも、自転車を降りることなく、ゆっくりと警備員さんから離れて行きました。

しばらくして気づきました。「ダウン!」と言われたのでスピードを落としたんだな…と。いや、もしかしたら分かっていたけど、あえて無視したのかもしれません。

 

いずれにせよ、国際的な街というものはマナーや習慣も入り乱れます。それらを真の意味で受け入れる器の大きさが必要なのでしょう。

 

2020年にはそんな大きな器の東京になることができているでしょうか。