リーゼントカットの聖地、原宿のバーバーショップエイトに行ってきました。
先日来より、いわゆるリーゼントのような髪型を楽しんでおります。リーゼントには、クールグリースなどの整髪料も大事だけど、実はカットがもっと大切であることを知りました。
そして大変カット技術の評判が良い、リーゼントカットの聖地が原宿にあることを知るに至りました。老舗の理髪店、バーバーショップエイトです。一度踏み入れたリーゼントの道、これは行ってみなけば、ということで、さっそく行ってまいりました。20年ぶりの理髪店です。
まずはお電話をしてみました。予約は受け付けておらず、「順番でやっております」とのことでした。美容院の完全予約制に慣れた身としては、理髪店で漫画を読みながら待って、髪を切ってもらっていた小学生のころを懐かしく思い出しました。
並ぶのを覚悟で日曜日の朝11時ごろに訪れたのですが、運良く、切ってもらっているお客さんだけで、待ち客はおりませんでした。15分ほどだけ待って、いざスタートです。
いきなりぼくの頭をガッとつかんで、ふむふむというお顔のマスター。おそらく、髪の毛の質と量、整髪料の種類を確認されたのだと思います。
シャンプーは理髪店式で、前方の洗面台に頭を差し出すタイプです。1度くらいは経験ありましたが、久しぶりなのでコツをつかめず目にシャンプーをが入ってしまい、しばらく地味に苦しみました。目はギュッとつむってシャンプーに挑まれることをお勧めします!
いよいよ、カットの注文です。
マスターが、「さぁどうしましょう」と訊いてくださいます。「えーっと、リーゼントなんですけど、横のほうは刈り上げてもらって…」と説明しておりましたら、「ツーブロックでいいね?どのくらいがいいかな…」とテンポ良く話しながら、ぼくの髪の毛を触って確認、位置決めしてくださいました。最後に、「七三でいいね?」と元気の良い声で、分け目の確認がありました。「はい!」と返事し、ぼくは背筋を伸ばしました。さすがはリーゼントに慣れたマスター、確認してくれるポイントに安心感があります。
カットの際にも、チックのような整髪料を少量使いながら、最終形をイメージしやすい感じでカットしてくれます。バックとサイドをバリカンで刈り上げましたら、ハサミでのカットに入って行きます。
もうこのカットの技術がすごかったです。ハサミの音や操る手つき、切っている姿勢(とても姿勢が良いのです!)からもすごさが伝わってきます。遠くは名古屋から通う人がいるというのもわかります。また、カットされていて、不思議なのですがとても気持ちいいのです。やはり音や手際でしょうか。
20年ぶりの顔剃りも清々しく終了。2度目の理髪店式シャンプーのあとは、ドライヤーで乾かしてから、ムースやクールグリースなどを使って、ていねいなセットをしてくれます。仕上げにはネットをかぶせた上からさらにドライヤーで形を決めて、軽くスプレーも振ってくれます。価格は、シャンプー、カット、顔剃り、セットで税込み4200円でした。(※2013年11月時点の情報です)
日本のロカビリー、サイコビリー、パンク、ロックンロールのリーゼントやモヒカンなどのヘアスタイルを原宿で支えてきた老舗バーバーでのカットは、楽しいけれどあっという間、ディズニーランドのアトラクションのようでした。
セットしている時に「クールグリースはとにかく髪によく馴染ませること!」というアドバイスを頂戴しました。そして、お店で一緒に記念撮影をさせていただきました。
とっても頼りになってやさしいバーバーショップエイトのマスターが大好きになりました。
ありがとうございました!!
またうかがいます!
バーバーショップ エイト
東京都渋谷区神宮前3丁目27-11 03-3405-6070
もちろん、バーバーショップエイトでもクールグリースで仕上げていただきました!
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