国民のために働く内閣。犬のために働く人間。

久しぶりに日本の総理大臣が代わって、官房長官を務めていた人がその座に就きました。組閣して、言った言葉が「国民のために働く内閣」でした。聞いた瞬間、あたりまえやんほんなもん、と思わず口に出してしまいましたが、よくよく考えてみると、それまでの内閣は国民のためにはやって来なかったということを自ら吐露しているようなもので、これは案外深い意味なのか、とも感じました。つまり、「国民のためにやってる風内閣」だった、ということでしょうね。

犬がやって来てからは、犬のために働くミュージシャンとなり果てました。犬のために働く茶人?犬のために働く柔術家?いずれにせよ、それは犬が居るからあたりまえのことで、犬が居るのに犬のために働かない内閣、いや人間はまったく生かしてはおけない人間でしょう。

つまり、国民が居るにもかかわらず、これまでは国民のためには働いてこなかったのが前の内閣だったわけで、これは生かしてはおけない政治家たちということになります。

クラッシュのように政治に物言うミュージシャンは格好良いですが、ぼくはまったくそのようなことには疎いので、ミルルキルルだとか阿呆なことばかり歌ってます。

選挙には行きますが、まったく期待をしておりません。政治が良かった時代なんてきっと無かったし、これからも無いと思うからです。総理が悪い、あの政治家がクズや、といくら言ったところで何も変わりません。変えるには自分が、その嫌な政治家になるしかない。

政治家にはなりたくないので、文句は言いません。なんとかやって行くしかないのです。

犬は人間に期待しています。しっかりと犬の期待に応える人間として働こう!

阿呆言うてやんと寝よ。