ぼくは高校のときくらいから受験勉強をすることの意味を見失い(格好つけた言い方^^)、勉強しなくなりました。音楽を聴いているほうが圧倒的に楽しいし、音楽を作って、自分で歌ってみたいと思い始めました。
自然、成績は悪くなり、行ける大学の幅は狭まっていきます。大学に行かないという選択肢を選ぶほどの心意気もなく、ゆらーっと芸術系の大学に進みました。大学でできた友達には恵まれて、望みどおり、バンドを作ったりして、音楽で遊ぶことができるようになりました。
というわけで、おもいっきり文系だし、数学とか物理とか化学とかから逃げまわってきた人生だったのですが、最近、このネットラジオ「青春あるでひど」を聴いて、考えが変わりました。理科がおもしろいのです。小学生のときに感じていたおもしろさを大人になっても味わえる感覚です。こちらの回では、「なぜエレキギターは音を増幅して鳴らせることができるのか」ということをわかりやすくお話してくれています。
青春あるでひど
第399話「フレずに流すフレミング」
フレミングの左手の法則を使って、エレキギターのことを説明してくれるくだりがあります。こんなに楽しく科学をお話してくれる番組もなかなかないと思います。
科学や理科が嫌いだったわけではなくて、アプローチがおもしろくなかっただけなんだな、と気づきました。