日常において、つい出てしまう茶道の所作 #茶道あるある

 

茶道を習い始めると、その所作が日常に自然と取り入れられるようになってきます。

和室で畳の上を歩くとき、ふすまの開け閉め、食器などの取扱いなどなど。

ていねいで美しい所作が身に付いていくのです。

 

ところが関係ないところでも、ふとした拍子に茶道の所作が出て、可笑しくなってしまうことがあります。茶道あるあるとでも申しましょうか、そんなことをまとめてみたいと思います。ぼくだけではなく、同門の茶友の皆さんに聞いたものも含まれます。お茶をしていない人にはわけがわからない項目も含まれると思われますが、お許しください。習い始めてから、またこれを見ていただけたら、きっと「ああ!」となります。

 

  • レジでお釣りをもらうときに差し出した手がそろっている
  • 神社の手水舎(ちょうずや)で柄杓を持つ手が一般と違う
  • 洗った食器の拭き方もお点前のようになる(三回転半)
  • 物を置くときに「正面」を意識する
  • 物を置くときに「緊張感」も考える
  • 朱肉ケースなどを開けたとき、フタの裏をチラ見してしまう
  • フキンを洗うとき、四方捌き(よほうさばき)の練習をしてしまう
  • ハンカチをたたむ時は帛紗をたたむように
  • 入る時は右足、出る時は左足
  • つい飲み終わりに吸いきってしまう
  • 誰かがストローでズズッと飲み切る音をたてると、何かをしなくてはいけない気持ちになる

 

茶道を習うと、こんなことがあなたにも起こります。

 

出されたおしぼりを茶巾のようにたたんでしまう。

というものもあります。この域に達した方はかなりの強者です。

こんなたたみ方を見かけたら、100%茶道をやっている人です。

 

茶巾のようにたたまれたおしぼり