習い事って、ときに面倒、億劫に感じることがありますよね。仕事忙しいのに、和菓子食べて、抹茶飲んで、はぁ~なんてやってられるかいな、とぼくも思うときがあります。お稽古に行く前。
そんな気分のときでも、いつも時間の都合をつけて、お稽古に行きます。携帯をオフにして、時計を外し、指輪を外し、白い靴下に履き替えて、和室に入ります。床の掛け軸やお花を見て、先生にお稽古よろしくお願いしますのご挨拶をします。畳に正座をしていますと、先ほどまでの心のグチャグチャしたものがすっかり何処かへ行ってしまうのです。
これは100%そうです。
物理的に精神的に生活の中から抜け出して、茶室という空間に入り、目の前のことに集中する行為には、瞑想的な効果があるのです。
さらにぼくの場合は、稽古前にお腹の調子が悪くても、抹茶をいただくと、調子が良くなります。
おかげで仕事が残っていても、お稽古の後にスッキリとした気持ちで戻れます。あ~行って良かった。サボらなくて良かった、となるわけです。サボったことないですが…。
お茶のお稽古に外れなし!です。