お稽古事、習い事に茶道をおすすめする理由は

お仕覆

 

書道を習っていたというお話を昨日書きました。ぼくの通っていたのは月に2回ほどの教室でした。隔週なので時間があるようにも思えるのですが、先生に見ていただくためにたくさん書いて、うまく書けたものを持って行かねばなりません。たくさん書いてないと、不思議と褒められません。バレます。そのたくさんは、臨書、自由書体、現代詩、硬筆とそれぞれの課題をたくさん、です。

 

茶道は、(本当はそんなことではいけませんが (^^; )最悪、何の予習復習もなく、ただお稽古場に行けば、お菓子とお茶をいただけて、お点前もあれこれ指導いただきながら、ロボットみたいになりながらも、こなせます。そして、お稽古場に居るだけでリラックスしてくる、という素晴らしい効果もあります。

 

しかし、書道の場合は、この「事前に書いて準備していく」というところが大変でした。だから1年位途中でお休みをいただいたりもしました。多くの時間をそれに向けることができなければ、継続が難しいと感じたのです。

 

その点、茶道は、先に申しましたとおり、忙しければ無理をせず、小一時間お稽古場に行けば良いだけです。そのひととき、時計もスマホもない時間を過ごせます。少し瞑想したり坐禅したりするのと同じだけの効果があります。とにかくどんなに忙しくても、その場に行きさえすれば、良いのです。

 

茶道の世界は、踏み込むと大変なのでは、というイメージがありますが、実は気軽に習うことができるのも茶道なのです。何かお稽古事、習い事を、とお考えの方は、お近くのお稽古場を探してみてはいかがでしょうか。

 

裏千家 入門稽古場検索

http://www.urasenke.or.jp/textb/keikoba/index.php