茶道あるあるはあるあるでもなかったのか。

朱肉ケース

 

裏千家国際セミナーというものに参加しました折、他所の社中の方々とお話する良い機会を得ました。大げさに言いましたら、同じロックバンドということをやっている他国の人とロックやバンドについて語り合うような感じです。同じものやってるけど、いろいろ違っていて、おもしろいのです。

 

さらに言えば、茶道の場合は、年齢や職業も様々で、茶道をやっていなかったらお会いすることもなかったであろう人たちとも接することができます。

 

セミナー初日の夜、懇親会がございました。さらに打ち解けてお話できる場です。緊張しながらも、だんだんとお互いを見せ合って、楽しく会話が進みました。

 

そこでぼくはすっかり調子に乗って、茶道あるあるについて訊いてみたくなりました。

 

「台所でふきんを絞ったあと、四方捌きしちゃいますよねぇ?」

 

「……」

 

「食器洗うときとか3回転半くるくるやっちゃいますよねぇ?」

 

「……」

 

「朱肉のふたを開けたとき、花押なんてないのに裏を確認したりとか…」

 

結果、ほとんど同意を得られず、ポカーンな感じでした。ぼくはてっきり茶道をやってる皆さんはあるあるがあるあるだと思い込んでいたのですが、そうでもなかったみたいです。

 

いや、まだ諦めていませんよ。きっとあるある持っている人がいるはず。

信じたい。