台湾では中国茶が根付いています。そして、茶藝館というお茶をゆっくり楽しめる場所が多くあります。街なかでも普通に中国茶とその道具一式を挟んでまったりしているおじさんおばさんがいて、お茶が生活に密着していることが分かります。
茶道の魅力として、道具やそれらの扱いが挙げられます。茶杓とか茶筅とか、そういう道具を使うことも愉しみのうちのひとつです。ぼくは茶道のその側面も大変好きです。なので、中国茶を淹れるための道具やその扱いについても大変気になっておりました。
茶藝館はいろいろなところにあるのですが、猫空という最高に可愛い名前の山の上に茶畑が沢山あり、その茶畑の周りに茶藝館がいくつもあるというので、そこにある茶藝館の一つにやってきました。
猫空はマオコンと読むのですが、ここへは猫空ゴンドラに乗って行くことができます。しかし!ぼくの行った月曜日は終日メンテナンスのため、ゴンドラが運休していました。がっくり… 。でもゴンドラが休みでもちゃんとバスで山上まで行くことができました。
ゴンドラが運休だからか、人が少なくてかなりゆったりできました。案外、ゴンドラを諦めれば、月曜日を狙うのはオススメかもしれません。
肝心の淹れ方については、お店の人が手本を見せてくれます。茶葉も沢山もらえて、いつまでもお茶を愉しんでいられそうでした。しかも、行った茶藝館「邀月茶房」はなんと24時間営業。山の上の茶畑のど真ん中で、皆でわいわい阿呆言い合い茶を飲みながら朝を迎えることもできるのです。