ここ数年、友達になったスイスのバンドが毎年来日しているので、その折々に勝手に外交官活動をしています。せっかく日本に興味を持ってくれている外国人に日本の文化をよく理解してもらいたい、と考えて、できるだけお話するようにしています。
この日記に綴るように、毎日何かと考えごとをしています。そのことをできるだけこういう機会に外国人にも伝えたいと思って挑戦しています。英語はむちゃくちゃですが、相手が一生懸命に拾ってくれるので、多くの部分で伝えたいことは伝わっていると感じています。
今回は、
・60年代の学生運動以降、あまり日本では本格的なデモが起こらない理由
・戦国時代に始まった茶の湯の文化のこと
・戦争は絶対にダメだということ
・伊勢神宮の式年遷宮について
など、おもに最近、日本について自分が考えていることを話しました。
その昔、茶入れ一つで一つの国が買えた、というようなことは伝わったのですが、茶杓やお茶碗や茶入れという朽ち行くものに大きな価値を見出すことこそ日本文化のおもしろいところだ、ということをうまく伝えられませんでした。いろいろ勉強不足です。
もどかしいことこのうえありません。
英語勉強しなくては、と(この瞬間は…)強く思っています。