スイスの国民投票についてスイス人に訊いてみました

ラクレット

 

2014年2月9日のニュースで、スイスが国民投票により「外国人の流入(移民)規制」を導入することになった、ということを知りました。移民規制に賛成が50.3%、反対が49.7%という僅差で移民規制の導入が決定されたのです。島国であり、長年鎖国をしてきた日本人にとっては、ピンと来ない話ですが、欧州では大問題になっているものの一つです。もちろん、日本でも近年問題になるはずです。

 

スイスには、国民投票の制度があります。いかにも民主主義な感じがして良いイメージを持っていましたが、実際はどうなのでしょう。49.7%もの人が反対の政策を進めるって、おかしいんじゃないかって気もします。せっかくスイスから友人が来ているので、国民投票について基本的なことを訊ねてみました。

 

Q.国民投票って年に何回くらいあるの?

A.年によって違うけれど、最低でも年に4回はある

 

Q.国民投票って投票率はどれくらい?

A.50%から60%の間くらい

 

Q.「移民規制」の決定には賛成?

A.日本でもニュースになってたの?あれはスイスの恥だよ!s

 

このような回答でした。

今回ぼくが訊いたのは、スイスのバーゼルという街から来た人たちです。スイスの北部に位置する大きな都市で、フランスとドイツの国境にも面していますので、移民も多い街だと言えます。なので、バーゼルの土地柄から、このような意見を持っているのだと想像できます。

 

多数決が民主制度ではあるけれど、50.3%は気持ち悪いです。

hot buttered pool は全員一致のルールです。できるんです。3人だからね。