捨てる系の本を買うという矛盾

シンプルな生活を送るカメ

 

ぼくは、さぁ何かをしようというときに、本から得る知識を用いることが多いです。なんでもまず本を読んで、効率よくしようと努力したり、気持ちを後押ししてもらったりします。ああ身軽になりたいと言って、物を捨てることを決意するわけですが、この場合も例外ではございません。本を読みます。

 

掃除しようとか物を捨てようというときにいつも開く本は、カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」という文庫本です。いろいろ読まなくても、これ1冊で事足りるように感じています。文庫本だし、いつも手元に置いています。

 

それでも、つい買ってしまいます。

この「ガラクタ捨てれば自分が見える」ですら、最初買うときは抵抗がありました。女性向けっぽいから買いづらい、とかそんな理由ではありません。これから捨てようというときに「この本ががそもそもガラクタになるんじゃないの?」というところが心に引っかかって買えないのです。結局1冊を残してあとは捨ててしまうのに、捨てる系の本を買ってしまったときの後悔は甚だしいです。

 

おおよそ、捨てる系の本はこの矛盾を抱えています。そして、本というものは(ぼくにとっては)捨てにくい物でもありますので、買うことは重荷になります。

 

本に関しては、電子書籍というものが普及してきましたので、物理的に所有することについての抵抗感が和らいできました。内容にもよりますが、最近では電子書籍を買うことも多くなってきました。

 

捨てることなのか、本のことなのか、書いていてよく分からなくなってきましたが、今日言いたかったことは、題の通りです。

 

捨てる系の本って矛盾抱えてるよなぁって。それだけです。

 

阿呆ゆうてやんと寝ます。