切符に記載された(市内)の意味
新幹線の切符を買うと、行き先の駅によっては、「(市内)」と記載されています。これは、新幹線の駅を降りた後も、市内のJR在来線に乗り継げるという意味です。つまりは、新幹線を新大阪で降りたとしても、その後、在来線に乗り換えて、天王寺とか、海老江とか、京橋へ、その新幹線チケットで行けるわけです。
中でつながっていない駅
大阪駅と北新地駅はつながっていません。東西線に乗りたくて、大阪駅から北新地へ行こうとすると、一旦改札を出なくてはなりません。なので、改札を出ようとして、大阪駅の自動改札機に新幹線のチケットを入れると回収されてしまいます。あ、食われた!となるのです。これは、新神戸駅と三ノ宮駅も同様です。こちらの2駅も離れてます。しかも神戸駅なんてもっと離れています。新神戸駅の横に神戸駅はありませんので、遠方から来られる方は気を付けましょう。何かと「新」と付ける地名が多いけど、決して近くではないこともあるようです。
スイス人にも気づかれた
これは余談ですが、スイスからやってきた友人が、「新と付く駅名が多いがこれは何なのか?」と訊いてきました。さすがは日本に何度も来ているスイス人だけあって、するどい質問です。「あれは、NEWという意味なんだよ」と教えてあげると、「なるほど、わかった!じゃあ心斎橋は、新しい斎橋なの?」と返してきました。「・・・あれはハートでね、新しいこととは違うんだよ」と説明したものの、漢字を理解しない外国人には面倒な響きなんだな、と分かりました。余談終わり。
チケットを回収されずに乗り継ぐ方法
チケットを回収されることなく、大阪駅から北新地駅に乗り継ぐ方法がありました。とても簡単、大阪駅の有人改札口で新幹線のチケットを見せて、「北新地から電車に乗りたい」と告げてください。そうしますと、上の写真のように「大阪」というひし型のスタンプを押して出場させてくださいます。そしてまた、北新地駅の有人改札口からスタンプを押されたチケットを見せて入場してください。この方法で、乗り継ぎOKです!もちろん、当日限り有効な方法です。そして、新神戸駅から三ノ宮駅に乗り継ぐときにも有効な方法です。
余談その2
JRは三ノ宮駅だけど、阪急も阪神も地下鉄も三宮駅。「ノ」がありません。読み間違えがないように、というJRの配慮の名残りだそうですが、JRから阪急に乗り継げるのか、それとも違う場所なのか、と心配になる人もおりそうな。外国人にとっては、いずれにせよ「Sannomiya」なので、これは問題なさそうですね。