楽しいことも好みも変わる

コロナ騒動以後、生活は変わりました。人と接触してはいけないことになり、当たり前にできていたことができなくなりました。たとえば、ライブ活動ができなくなりました。

だからといって、毎日が楽しくないかといえば、大変楽しい。できなくなったこともありますが、できるようになったことも多くなったからだと思います。またこれを機に、一旦やめてみることにより、楽しいと思い込んでいたものを見直すこともできたと思います。いや、本当は要らなかったんじゃないの?ということは多いです。本当は楽しくなかったのに惰性でやってたんじゃないの?ということも。

コロナが明けたら、コロナが落ち着いたら、という言葉をよく耳にしますが、明けないし、落ち着かないと考えています。今のこの瞬間を対処していけば良いのです。もとに戻りたい、という思考だと、いつまでもコロナ夜明け前を生き続けなければなりません。コロナなんて関係あらへんわボケというアナーキーに同じことをし続ける生き方も若ければありだったかもしれませんが、ぼくにはもうそんな生き方をする気持ちはありません。

歳を重ねるということは、こうやって考え方や好みまでをも変化させるものなのだな、と強く感じています。

歳を重ねても、演歌を好んで聴くようにはならないものですね。

阿呆言うてやんと寝よ。