商店街を歩いていますと、スマホを見ながら自転車を運転している人とすれ違ったりします。こちらが避けることを確信しているかのような運転です。歩きながらスマホを見ている人もいます。そういう人も大抵はこちらが避けることを確信しているようです。法律がなければそのまますれ違いざまにウェスタンラリアットでやっつけてやりたいところですが、もちろんそんなことは許されることがありませんので、避けることにしています。
しかし、お互いが避けてもらえると思いながらぶつかったりしないのかしら、と思います。実際にはそういう事故も起こっていることでしょう。
ランチを食べながら、一生懸命スマホを見ている姿を見ていたり、電車から降りて、改札に向かう間にもスマホを見ている人がいます。そこまで隙間を縫って見なければならないものがあるのか、と不思議に思っていましたが、何となくわかりました。
学校や会社に着いたら、好きなようにスマホを触れないから、まさに隙間を縫って歩きながら見ているんだなぁ、と気づきました。自分は会社勤めをしていないし、学生でもないので、その気持ちが分からなかったのです。
ぼくは、電車でスマホを触るより、スマホを触っている人を観ている方が楽しいですから。