何かガジェットを買うとき、たとえばノートパソコンを買うときなどは、一番小さいものを選んできました。やっぱり持ち歩きたいので、そのことを考えるとできるだけ小さいものが良いのです。また、小さくする技術というものは、概ね大変なもので、それが施されている製品ということに惹かれてもっとも小さいものを買ってきました。
さて、問題のiPhone6。
iPhone6 PlusというAppleらしからぬ大きいサイズの製品がリーク通りに出ました。iPhone5sのときのゴールドと言い、今回の板型フォンと言い、中国マーケットのニーズに合わせた製品ラインナップに大変がっかりしました。実際、大きくなったら要らない、とまで考えていました。
が、そこでひとつのアイデアが浮かびました。iPhone6 Plusを「一番小さいiPad」と考えれば良いのではないか、ということです。「iPad mini mini」とでも申しましょうか。そうすれば、iPhoneとiPad miniを一緒に持ち歩かなくてよくなり、持ち物も減ります。タブレット環境の統一化です。
iPhone6 Plusのサイズがガーナチョコレートの箱のサイズを同じくらいである、という噂を聞き、しばらく練習してみました。しかし、このサイズはiPad miniの代わりとしては小さい。そしてiPhoneとしては大きい。まさに帯に短したすきに長しという言葉はこのためにあるかのような気分です。
iPad mini mini という夢想も儚く消えましたので、2015年に出る、AppleWatchに期待したいと思います。これこそが、ぼくの求めていた最も小さいAppleのガジェットかも知れませんので。
しかし、デザインがダサい。こんなものを腕にずっと着けているのは相当ダサい。Appleがどんどん変な方向に行っているのが悲しいです。何とかなりませんかねぇ。