台湾でポーターを見つけました。でもポーターって吉田カバンだし、日本製。台湾まで来て日本製を買って帰るって、アメリカに来てフェンダージャパン買って帰るようなものだわな、と考えつつも気になるので商品を見るためにショップに入りました。
自分でも普段からポーターのカバンを愛用しているし(写真参照)、ポーターのカバンがどのようなラインナップであるかは大体把握しているつもりでした。しかし、台湾で見るポーターは、日本では見たことないようなデザインや少し日本のものをアレンジしているようなデザインのものがほとんどでした。そして、ラベルを見ると、「ポーターインターナショナル」と記載されていました。ふむふむ、これはポーターが世界向けに展開しているラインなのか、それならば日本の物とは差別化しているってことだから、お土産として買って帰ってもおかしくはないぞ、ちょっとデザインもラグジュアリーな感じだし、良いかも、なんて思い巡らせていました。
念のため、ホテルに帰って、ポーターインターナショナルについて調べてみました。そこで驚愕の事実が!台湾のポーターインターナショナルと日本のポーターは、現在関係ないのだそうです。もともとは日本のポーターからデザインを提供、ライセンスして、という関係があったそうなのですが、2001年からは契約が解消されて、関係のない会社となっているとのことなのです。
そのことを知ってから、ショップに行ってもう一度よく見てみると、ファスナーに引っかかりがあったり、作りに粗さが見られたりしました。ポーターインターナショナルは、パッと見はラグジュアリーだし、デザインも良い物が多いだけに残念です。
ポーターのカバン、10数年使い倒しているので買い替えたいのですが、バリスティックナイロン製で丈夫すぎて買い替えるタイミングがありません。すでにポーターというラベルも擦り切れて見えなくなりました。けど、もうしばらく使わせてもらおうと思います。