外人(ガイジン)って言っちゃダメ?

室外機の上のりゅうちゃん

 

20年前や30年前くらいにはここまでのことはなかったと思います。しかし、ここ最近はいろいろな差別をなくしていこうという世界的な動きのために、使ってはいけない言葉というものが増えました。その中の一つに「外人(ガイジン)」があります。

 

そのことを知ったのは2、3年前でしょうか。それまでは、生まれてこの方40年間くらいは、「外人」という言葉を使っていました。ときには親しみを込めて「外人さん」なんて使い方もしていました。なので、そこには誰かと誰かを区別するだけの意図しかなく、差別する気持ちなどまったくなかったわけです。

 

しかし、急に「外人ではなく外国人と呼びましょう」と言われて、区別が差別に変わってしまいました。そんなんそうゆうたからやん、と思いますが、そうなってしまった以上、「外人」を使えなくなってしまいました。日本語が流暢な外国人の方が「ワタシハガイジンデスカラ・・」というような言い方をされるのを何度も聞きました。割とその感じが好きだったのですが、もうその表現もダメです。(自分で言う場合はOK?)

 

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英語での表現も同じです。
Foreign people ではダメで、Non Japanese people と言いましょう、ということです。そんなん言い出したら、Non Japanese people だって、取りようによっては差別的ではないか!と感じるのですが、これでOKなのでしょうか。

 

精神的にも物理的にも差別やボーダーのない世界は確かに理想ですし、そのような世界になることをぼくも望んでいます。が、昨今のNG言葉によるアプローチによって、より差別意識が目立ってきてしまっているのではないかと思います。