2度目のTOEICを受けて学んだこと3つ

TOEICセクション

 

1年以上前に1度受けてから、2度目のTOEICです。前回は680点だったので、できれば、まずは700点台に、と(ちっとも勉強しなかったので・・)少し控えめな目標で臨みました。しかしながら、後ろの席に座った女の人が終始鼻水をすすっているという逆境に屈し、集中力を欠いてしまいました。携帯のアラームを鳴らした人は即退場なのですが、鼻水すすりも3回で退場制度を強く望みます。

 

それはともかく。

 

また、すぐに忘れてしまうので、受験した直後に学んだことをメモしておきたいと思います。

 

  1. 集中する練習が必要
  2. 短文の意味をすばやく理解する能力が大切
  3. 拾い読みせずに全部読む

 

というところが今回の学びです。
以下、それぞれを解説します。

 

集中する練習が必要

TOEICはリスニング45分、リーディング75分のトータル120分です。しかもリスニングとリーディングを続けてやりますので、丸々2時間英語と向かい合うこととなります。普段2時間も集中して英語の勉強をしていません。TOEIC対策をするならば、この点がとても大切なんだと感じました。ボクシングは3分戦って1分休むというルールです。ですので、練習でも選手は3分と1分の時間感覚を身体に染み込ませる練習をします。1ラウンド3分なのに、1分ぐらい頑張るのを何度もやるのは違うし、10分ダラダラやるというのも違います。本番と同じ時間で練習するべきなのは、考えてみれば当然のことです。

 

具体的には、45分間英語を集中して聴き続けるという練習が必要です。また、60分間英語の長文を読み続けるという練習も必要です。45分と60分、集中力を切らさないことができるようになれば、結果はまったく違ってくることでしょう。

 

短文の意味をすばやく理解する能力が大切

つぎに、短文の意味をすばやく理解することです。これはリスニングのPart3における設問と回答の読解に役立ちます。問題文の英語が流れる直前にサッと目を通し、すばやく設問と回答を理解しておけば、問題文を聴くときに大きな余裕が生まれます。もちろん、リーディングの穴埋め問題にも短文の理解力は役立ちます。しかし、今回はリスニングにこそ、短文読解能力の必要性を大いに感じました。

 

拾い読みせずに全部読む

これは、今回自分自身が対策し、成功したことです。TOEICのリーディングは案外時間が足りません。「最後の10問は塗り絵だったよ」などとTOEIC受験者がよく言います。解けずにマークシートをただ塗り潰してしまったという意味です。そういう人が続出するくらい、リーディングでは、問題を解くスピードも要求されるのです。
前回の受験では、時間が足りなくなるので、長文読解の部分では設問を先に読んで、それに関係するところを拾い読みして解けば良いのではないか、と考えてそのようにしました。結果、時間が足らず、「塗り絵」しました。
実は拾い読みは高度な技術なのです。これが日本語、国語の問題であれば、ある程度それができるとは思います。しかし、英語を勉強している身で拾い読みしようなんて、やはり相当レベルが高い人でないと難しいのだと思われます。結局、何度も長文の中の断片を行ったり来たり、読み返しして、ずいぶん時間を要してしまいました。
この失敗をふまえて、長文はまずすべてに目を通す、という練習をしました。その効果があって、効率よく問題を進めることができ、今回のリーディングは一応「塗り絵」なしで最後までできました。
やはり、余程の実力者でない限りは、長文はすべてを読む、ということをオススメしたいと思います。

 

以上、今回のTOEICで気づいた点3つでした。集中力をアップするために、坐禅や瞑想することも平行して練習するのも良いのではないでしょうか。環境に左右されない強い心を持てるかもしれません。

 

はぁ、しかし、今日はもう英語を聴きたくないです。また明日から。