うちには8歳になった、クサガメがいます。
長く家を空けなくてはならない事情などがあり、
昨年は、1年間ほど、田舎の父に預かってもらったりもしました。
いまは、無事帰ってきて、また一緒に暮らしています。
名前はカメリといいます。女の子みたいな名前ですが、オスです。
ぼくは何も知らずに飼い始めてしまいました。
大して下調べもせず、阪急デパートの屋上で購入し、
小瓶に入れられた彼と一緒に電車に乗って帰ってきました。
最初はめだかの水槽で飼えばよいと勝手に考えていたのですが、
それは間違いで、幼体のときは泳ぎもうまくないので、
浅い状態で飼わなくてはいけないことが判明。
めだか用の水槽は、一晩でチェンジしました。
あやうく溺れ死んでしまうところでした。
寿命も30年以上あることが判明。
60歳過ぎて、ペットロスとかつらすぎるやないけ・・、
などと、将来に不安をいだいたりもしました。
子どもでも20歳くらいで家を飛び出すことを考えれば、
それよりもずっと長い付き合いになるんだな、と気を引き締めたものでした。
さて、まずは選び方です。
「カメください」と言った後、どの子になさいますかということに
なりますので、できるだけ動き回っている元気なカメを選ぶのがよいと思います。
うちのカメ、カメリは他のカメの上を踏んづける勢いでグイグイ歩いていました。
見た瞬間、「こいつください」と、ぼくは指さしていました。
特に元気なカメを、ということは考えていなかったのですが、
結果的に元気に暴れまわっている彼を選んで良かったと思っています。
カメの場合は、おとなしそうな子を選ばず、元気な子を選んだほうがよさそうです。
「彼を」なんて今は書いていますが、家に来たときは、
メスだと思い込んで、「カメリ」と名付けました。
が、後にオスであることが判明します。