Infinityという曲について書きます。
この曲のタイトルをMiss. Infinityとしようかとも考えたのですが、いきではないので、Infinity として、先頭の文字を大文字にすることで少しだけその意を込めました。
幻の女性を探すうた
内容は、Miss Infinity というおそらくは存在していないであろう人を探し続けているうたです。理想が無限大に大きくなっている阿呆が主人公と言ってもいいと思います。現実を見ることができなくなって、幻の女性を探しているのです。
歌詞をかいつまんで、ぼくがどんなイメージを持って歌っているのかを書いていきます。
「何度見ても同じ笑顔」
中盤のクライマックスでこう歌います。何度見ても変化がない、ということは、写真などをイメージしてもいいし、凝り固まった理想と捉えてもいいと思います。ぼくはそんなイメージで歌っています。
「あなたのことを探してる。ぼくの身体が動き出してる」
最後のサビの始まりです。探している女性が存在していないとしたら、危ない宣言ですよね^^。身体が動き出している、というところで一歩を踏み出している風にも聞こえるのですが、何かから逃げ出そうとしているとも捉えられます。
「あの腕に抱かれてる。ほかの誰かでは駄目なのに」
最後のサビの盛り上がり。抱かれているのは探している女性のこととも、自分のこととも捉えられます。前者には「君は確かにぼくを愛してるSay Yes」みたいな妙な自信や期待に満ち溢れた気持ち悪さ(すみません!ぼくにはそう聴こえます、あの歌…)があります。後者には、やはり眼前のことを見ていないどうしようもない阿呆が見えてきます。
「戻る最初の色に」
空は落ちてくるし、色は溶けてしまうし、えらいことになっていきます。「戻る最初の色に」と、最後にはこう歌います。ここはあまり説明要らないのではないでしょうか。いろいろな意味が見つかります。ハッピーエンドもバッドエンドもどちらもありえます。
自分で作って、自分で歌って、自分で説明しておいてあれですが、
もちろん、解釈はご自由に。
では、完成品を。コーラスを考えてくれて、レコーディングでそのコーラス部分を歌ってくれているのは、FUDGE ALL THERE の青野君です。感謝感謝です。
自分で曲紹介、まだしばらく続けます。