- 2014年1月11日
おもてなしする人とおもてなしされる人、主客でつくるおもてなし
寒い中、お茶事に参ります。お茶事とは、正式なお茶会のことです。 待合で白湯をいただいて、ひと息ついて、 つくばいで順番に手を清めて、 茶席に入って、床や点前座を拝見、 炭のお点前が始まって、炭のくべられる様子や香合を拝見します。 亭主が道具をさげて、再び現れると、懐石料理が運ばれてきます。 お茶事、お茶会という名称だからといって、始まってすぐにお茶を飲むわけではありませ […]
寒い中、お茶事に参ります。お茶事とは、正式なお茶会のことです。 待合で白湯をいただいて、ひと息ついて、 つくばいで順番に手を清めて、 茶席に入って、床や点前座を拝見、 炭のお点前が始まって、炭のくべられる様子や香合を拝見します。 亭主が道具をさげて、再び現れると、懐石料理が運ばれてきます。 お茶事、お茶会という名称だからといって、始まってすぐにお茶を飲むわけではありませ […]
とっても読みやすいのに内容が濃く、人の相関関係や道具の好みなどがよく分かる書籍のご紹介です!ビジュアルも豊富。 茶道では拝見のお稽古もする お茶のお稽古は、始めたころはお点前のことばかりです。どこにどれを置いて、どれをどう扱って、というようなことで頭はいっぱいです。ところがお稽古を続けていくと、初心者には省略されていた「拝見」というコーナーが出現します。お点前の途中でお […]
茶道のお点前における手の動きには下記のような基本的な決まりがあります。 置いた手で取る 手は正面で合う 両手を同時に動かさない この3つを実践してみると、日常の生活でも振る舞いが簡単に美しくなり、飲み物をこぼしてしまったりすることが減少します。ぜひ、やってみてください! 置いた手で取る 茶道のお点前をしているとき、おおよそ基本的に決まっている […]
分割して稽古する、割り稽古 茶道を習い始めると、まず最初に割り稽古というものをします。基本のお点前のひとつひとつの所作を部分的に練習していきます。お点前を「割って」稽古するので、割り稽古です。道具を清めたり、清めるために帛紗を捌いたり、それぞれが出来た上で、いよいよお点前のお稽古に進みます。 所作を割って稽古していますから、いざお点前のお稽古に入っても、それぞれが組み合わさっていき、スムーズに […]
茶の湯は季節感を大切にしています。季節を感じさせる細やかな亭主の配慮が茶室にはあります。そのほかにも、大きく季節によって変わるものがあります。炉(ろ)と風炉(ふろ)です。冬には畳の一部が切ってあって、その中に炭が置かれ、釜が置かれ、湯を沸かします。夏になると、炉は畳の上に上がってきて風炉となります。もちろん釜も畳の上に上がってきます。道具もお点前もいろいろ変わります。ふすまを開けてお […]
スティーブ・ジョブズがいたAppleの製品が素晴らしかったことは、改めて言う必要もなく、皆がそれを分かっていることだと思います。ジョブズの死後、革新的な製品が出て来ない中、ようやくジョブズの遺作と言われるMac Proが2013年12月に発売されます。 Appleの製品は、ジョブズのこだわりから、その製品の内部まで美しいことで有名ですが、このMac Proにおいても内部 […]
茶の湯には道具を使います。お茶碗、茶杓、茶入れ、棗はもちろん、棚や軸や花器や菓子器、水指や香合などなど、様々あります。これらはあくまでも道具です。使われてこそ、のものです。素材は、焼き物、つまり土であったり、竹、布、紙、といろいろですが、いずれも朽ちていくものが多いです。ピカピカのままずっと持ちそうな物にはあまり出会いません。 壊れるかもしれない儚(はかな)さの上に、茶 […]
茶の湯の席では、人は大きく2つに分類されます。亭主と客です。なので、茶道では、お茶を点てて出す亭主としての稽古とお菓子とお茶をいただく客の稽古をすることになります。実際にはお点前をすることより、お茶会に参加してお客さんになることのほうが多いので、お客さんとしてのことをよく学んでおくと役に立ちます。 お客さんにも種類があって、正客というメインゲストは、亭主に道具についてた […]