お点前をしたり、客としてずっと座っていると、足がしびれます。正座は不思議と慣れるもので、習い始めた頃よりも長く座れるようになりました。が、しびれます。
でも、しびれてしまっても大丈夫です。普段ぼくたちが使っている、お茶の先生にうかがった、足がしびれても立つ方法をお教えします。一度跪座(きざ)をします。跪座とは、かかとを立てて座っている状態のことを指します。これが出来ないうちは確実に転びますので、必ず跪座をしてください。そして、もう一度正座をし直します。また跪座を…と、繰り返します。
これを数回行うと、しびれも取れてすっと立ち上がれるようになります。くれぐれも跪座ができるまでは、立ち上がらないようにしましょう。
ただし、これは経験上、正座でしびれた場合にのみ有効で、それ以外でしびれた時には効きません。座り方もいろいろと体勢が違いますので当たり前かもしれませんが、正座でしびれた場合限定です。