うっかり、映画の前にサントラを聴いてしまいました。聴いた瞬間、しまった!と思ったけれど、ときすでにおそし・・。聴いていなければ、ワオ!となったに違いないのに、いや聴いたときに少しワオ!となったから、まあいいんだけど。
というわけで、やっぱり映画なんてものは何の予備知識も入れずに観に行くほうがいいよなぁ、と思った次第です。
なので、少しでも予備知識入れたくない方は、この先を読まないでください。
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全体的には「バンドあるある」な話で、バンドを組んだことのある人なら、あるわーとなることうけあいです。ぼくが特に自分たち(hot buttered pool)のことを思い出したくだりは、レコーディングでいかに変わった音を出すかを皆んなで工夫したり、全員でコーラスを歌ったり、という部分です。あと、レコーディングブースとコントロールルームとのやり取りとか。ひとつのテイクが終わって、メンバーに感想を聞いて、もっと高く飛べるんちゃうん?なんて言われたことを思い出しました。わぁマジか、もういっちょやるか!みたいな。いまのようにオーディオデータを後で修正したりできなかった時代の話なので、結構何テイクもがんばったし。ブースでひとり、歌やギターを録っているときって独特の孤独感があるんですよね。ああこわい。
レコーディングって楽しかったなぁ、またやりたいなぁって。はぁ、もう10年くらいレコーディングしてない!やりたい!
映画では、作曲者のクレジットに関する場面もありました。つまりは「曲作った人だけが儲かるやん問題」です。
これについてはhot buttered pool では結成当初から作詞作曲は「hot buttered pool」です。収入も三等分で、と決まっています。しかし、まだ役立ってません!売れて役に立って!!
・・・阿呆言うてやんと寝よ。