ぼくはアレルギーを感じたことがありません。このように産んでくれた、もしくは育ててくれた親や環境に感謝しています。食べものは何を食べても大丈夫ですし、好き嫌いもなく何でもいただきます。そして何より、花粉症というものになりません。このたび、このありがたみを痛感することがありました。
2月の沖縄に参りました。沖縄といえば花粉症のないところで、花粉症の人にとっては楽園である、と聞いたことがあります。ですが、ぼくはそもそも症状が出ないので、そんなことはどうでもよかったのです。
沖縄に着いてしばらくしてから、ふと鏡を見ますと、鼻の頭がトナカイさんのように赤くなっていることに気づきました。花紀京さんのようにと言い換えてもいいです。虫にでも刺されたのかな、って思っていました。
やがて、眼はショボショボ、鼻水はタラーリ、頭はドンヨリ、これって花粉症では？となりました。すぐに、「沖縄 花粉症」で検索をかけてみましたところ、ありました。木麻黄(もくまおう)という木の花粉に対する症状が沖縄には存在することを知りました。
花粉症の辛さの本当を、これまでは知ることができませんでしたが、この度、身をもって知ることができました。マスクなんてして軟弱だ、なんて思っていましたが、撤回いたします。即座にマスクを装着し、症状が軽減される喜びを知りました。
花粉症って本当に辛いですね。
そして沖縄に花粉症がない、なんてウソです！スギ花粉はありませんが、木麻黄花粉があります。
思い出しただけで鼻がむずがゆい…。