自国の政治のこともよく分かっていないのに、台湾の政治状況がどうなのか、ぼくが理解しているわけもございません。しかし、ここのところ、台湾の若い女の子が拡散を呼びかけるムービーがシェアされて、ソーシャルネットワーク上で、まさに拡散されていましたので、そのムービーを観る機会があり、この文章を書くにいたっています。
このムービーを観ても、若い人が憤っていることしか分からず、台湾と中国とのサービス貿易協定というものが何であるか、ということも分かりません。これが台湾の事実かどうかも数分のムービーでは判断つきません。この女性が意味を分かって話しているのか、どういう立場の人なのか、ただの女優なのか、それも不明です。少し調べてみましたが、台湾の情勢は、そう簡単に分かることでもなさそうです。若者が権力に対して憤っている、戦っている、ほな応援したろやないけ、という雰囲気だけでシェアしている人も多いような気がします。もちろん、情勢をよく分かっていて、民主制度を守るためにサポートしていきたいと考えておられる方もいらっしゃるのでしょう。
しかし、ぼくにはまだ分かりません。
分からないながらも、民主制度や資本制度(主義とは申しません)がすべて良いわけではないし、民主だからOK!なんて危険な判断だと思います。このムービーを拡散すること自体、誰かさんの思惑通り、でしょう。
以上、戯言におつきあいいただき、ありがとうございました!
「デモクラシー でも暮らしいい」って良い歌詞。