仲良くしているスイス人の友だちが、今年も日本にやってきました。
今回は日本を自転車で旅をしています。このうだるような暑さの日本の夏にそんな阿呆なことして大丈夫かいな、と反射的に思いましたが、そんな心配をよそにしっかりと楽しんで走っているようです。
その道中、毎日をホテルや民宿で泊まるわけではなく、キャンプサイトなどで、小さなテントを張って夜を過ごしたりもしてました。タフです。
野外で寝ているときのことを話題にしておりましたら、セミの声に話が及びました。「都会ではそんなに多くはないけど、田舎に行くと蝉が沢山いる」とか「場所によって、鳴声が違う」とか、そのようなことを話してました。そのうち、「夜は日本語で鳴いて、朝は英語で鳴く」などと言い始めたのです。
なにそれ?
なんのことかいなと尋ねてみましたら、夜のセミは「まーすまーすまーすまーす」と鳴いて、朝になると「yesyesyesyesyesyes」と鳴く、と。夜のセミはおそらくツクツクボウシの鳴き声がそう聞こえているっぽいです。朝のセミはクマゼミでしょうか。
まったく暑い夏が余計に暑くなる話ですみません。
阿呆ゆうてやんと寝よ。