リケジョだとか割烹着だとか泣き明かした夜だとかそういう報道ばっかりで、さっぱり何のことか分からなかった第一報。iPS細胞に関することで讀賣新聞がやらかした大誤報スクープの例もあるので、ほんまかいな、ソースはどこやねん、誰が承認しとんねん、おう?と懐疑心にあふれる眼差しでニュースを観ておりました。
理研?理研と言えば、りぃけんのわかめスゥーーープ!そして、お味噌汁を作るときに手軽に使えて、しかもブワッと増えて、あらお手軽ですねぇってなる「ふえるわかめちゃん」だよね、ってへらへらと考えていました。しかし、調べてみると、小保方博士が所属している理化学研究所とわかめスープの理研ビタミンという会社は本当に同系列でした。
iPS細胞もそうだけど、STAP細胞も、作り方などをいくらよく聞いてもやっぱり分かりませんが、向かっている先が永遠の生命であることは阿呆でも分かります。
人間は限りある生命だからこそ美しい。なんて言ってしまいそうですが、死ぬのとずっと生きるのとどっちにするかと尋ねられたら、永遠の生命を選びます。つまらなくなることも多いでしょうが、永遠となってから見える世界もまたおもしろそうです。
さて、肉体的な細胞をすべて再生できるようになったとして、記憶はどうなるのでしょうか。記憶の出し入れを自在にできるようになったら、もう経験するとか勉強するとかそういうことの意味すらなくなります。何でもできるし、誰にでもなれる。なんじゃそれ。
こうなったら、もう坐禅しかない、と坐っていましたら、夢うつつとなり、自分の身体がふえるわかめちゃんのように宇宙に広がっていきました。