3Dプリンターにあまり興味が湧かないのはなぜか。

ここにこんなフックがあれば便利だよね〜。そしたら作ったらええやん?みたいなことでしょうか。巷で3Dプリンターなるものが流行って来ているように感じます。たしかにすごいです。設計図だけあれば、物理的に物を買わなくても、自前で製作できるわけですから。蝿男の恐怖みたいなもの。多分違う。

新しいものは大体好きで、飛びつきがちなぼくですが、この3Dプリンターには興味が湧きません。自分にフィットしたものを作る、ということに喜びを感じないからだと思います。

ギターのカスタム、自分仕様に変更、などにもまったく興味がなく、そのままの状態を好みます。そのままの状態に自分が工夫して合わせるほうが楽しいからです。「このギター弾きにく。ここのパーツを換えて弾きやすしたろ」とはならないということです。むしろその弾きにくさに自分が合わせていくことで、新しいものが生み出されるように感じています。

茶碗も同じです。点てやすいような茶碗を自分で作る、ということにどうも興味が湧きません。そこにある茶碗に自分がどう向き合って茶を点てるか、ということのほうに愉しみがあります。

道具のせいするな!環境のせいにするな!お前が変われ!
音楽だけは、ありものでは嫌なので自分で作ります!なんやそれ。

阿呆言うてやんと寝よ。