iPad mini Retina を片手で使いたい!これって日本人だけの要望なんでしょうか?

ipad mini retinaの裏面

 

iPad mini Retina をとても気に入って使っています。しかし、そのサイズについては、疑問を感じています。それは何かと言いますと、「両手では小さく、片手では大きい」ことです。まさに「帯に短し襷(たすき)に長し」です。iPhone、iPad、iPad miniとそれぞれを使い、比較してみると、それらの微妙なサイズの違いによって、操作感がまったく変わってくるんだ、ということを実感しています。

 

iPad mini Retina は、電車で本を読むときに良いかな、とも思ったのですが、なんとなく人前で出すのが恥ずかしい(日本人的…?)のと、片手では操作しづらいことで、iPhoneのKindleアプリで読んでしまいます。携帯電話の操作について、「西洋はナイフとフォークの文化だから両手で使い、日本人はお箸の文化だから片手で使うんだ」なんて仮説を読んだことがあります。確かに西洋人が大きな身体を丸めて、両手でiPhoneに入力しているのをよく見かけます。その点、日本人の場合、携帯電話時代からの流れか、スマートフォンでも片手入力が主流です。

 

ぼくも、iPhoneは片手で操作します。できる限り片手で操作します。iPhone5 になってサイズが縦に伸びたため、少し指の伸ばし方にコツが要るようになりましたが、それでも技術を身に付けて、片手でやっています。屋外で使うなら片手で操作がしたいのです。なので、iPad mini はそのサイズを見直すか、操作の仕方を見直すかすれば良いのに、と思っています。あくまでも片手で操作をするために、という視点からです。

 

かと言って、iPad mini Retina の良いところは、と問われれば、「小さくて軽いこと」と答えます。ただ、それでは「持ち歩きやすくなったiPad」の域を超えないんですよね。本当に微妙なサイズのところの話なんですが、操作方法には大きな影響があると感じます。さらに使いながら、これからも考えてみたいところです。

 

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