ケガをしないように、がわからない。

gips

 

柔術をやっていて、ケガをしました。
アームロックで肘の内側側副靭帯というところを痛めたのと、突き指です。突き指は何となく治りかけたところをもう一回突いてしまいました。肘は極められて「バキッ」と音がしました。タップ、つまり参ったが遅かったのだと思われます。肘は伸ばせないし、親指もあまりにも痛いので、結局整形外科に行きました。

 

お医者さんがよくやる「こうやると痛いだろプレイ」の洗礼を受け、肘については靭帯を痛めているという診断をちょうだいしました。そして、「突き指を甘く見てはいけないよ」と言われて、ギプス装着が決定されました。お医者さん的には肘も固定したいとのことでしたが、それでは何もできなくなってしまうので、勘弁してもらいました。

 

人生初のギプスです。
利き手なので、日常生活がとても不便です。お昼にたまごかけごはんを食べようと玉子を左手で割ろうとしましたら、玉子の殻を完全粉砕し、台所にぶちまけてしまいました。利き手のありがたみを痛いほど感じています。

 

柔術をはじめて4ヶ月経ってのケガですが、どうしても、まだわからないことがあります。それは、「ケガをしないように」ということです。ジムの先輩方にもいろいろと助言をいただくなか、「とにかくケガをしないようにね」と言われることが多くありました。ケガはしたくないけれど、どうすればケガをしないのか、がわかりません。

 

とくに、ギターを弾いて暴れるということくらいしか運動をしてこなかったこともあり、身体を使うことに勘が働きません。

 

しかし、ケガをした今となっては、「突き指で済んで良かった」「靭帯を痛めたくらいで良かった」と捉えて、今後、骨折しないようにしたり、突き指に気をつけ、早めにタップする、などの実践が「ケガをしない」ということにつながるのではないだろうか、という風に思っています。

 

ギプスは3週間ほどで取れる予定です。
取れたら、ゆっくり湯船につかりたい!