柔術って指が痛い

sore-finger

 

高校生のときに体育の授業で柔道がありましたので、柔道を少しは習っていたのですが、授業中はほとんどプロレスごっこに終始し、何ひとつまじめにやっておりませんでした。それに小学生の頃には空手を習っていましたので、柔道なんて、なんか抱き合ってむさ苦しくていや、と思っていました。

 

ところが柔術を40歳を過ぎてから習い始めるという事態に現在なっております。

 

やり始めて、真っ先に気づいたことは、指が痛い、ということです。空手のように相手が離れている状態で攻撃しあうのではなく、組み合います。相手の襟だとか袖だとかを掴んでグイグイ引っ張るような動作をします。グイグイ引っ張っているのに、相手もすごい力でそれを引き剥がそうとします。また、それに負けじと引っ張る、の繰り返しです。

 

長年、指でつかんでグイグイ引っ張るという動作をしてきませんでしたので、それに関連する筋肉が悲鳴をあげます。大きな筋肉はまだいいのです。さすがにこの歳でも1週間もすれば復活してきます。しかし、指です。指の第一関節あたりなんて特に痛みが持続します。完全復活しないうちからまたグイグイやりますので、ずっと痛いです。このままギターを弾くことに、お茶を点てることに影響するんじゃないか、というくらいに痛いです。

 

初心者にありがちな悩みなのかもしれません。
もし、ぼく同様、40歳を過ぎてから柔術や柔道をやってみようなんていう方の参考になれば、と思いレポートしたしました。

 

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すべてにおいて、どれくらいの力を自分が出せるのか、ということの把握すらできていません。おそらくこれがあちこち痛い原因となっています。何となく、70%くらいの力を出しつつ、必要な筋肉が揃ってくる、というような接し方がよろしいのではないかと存じます。

 

でも、負けたくないので、阿呆な力を出そうとしてしまいます。
70%。70%。