カメには甲羅があります。この甲羅こそカメ族の最大の特徴といえます。(カメに詳しい友だちに、甲羅が退化したカメも存在することを聞きました。そのカメは岩陰に隠れる生き方をして、ついに甲羅を退化させる決心をしたようです(^^)
宿を引越しするヤドカリと違って甲羅はカメ自身の体の一部です。したがって、この甲羅も成長します。大きくなっていくのです。五百円玉程度だったうちのカメの甲羅も今では人間の手のひらいっぱいくらいのサイズがあります。成長のためには太陽の光が必要です。
なので、昼間には太陽光が当たる場所に水槽を移してやる必要があります。これをバスキングといいます。日本語で言うところの甲羅干しです。これには紫外線を浴びるだけではなく、カメの体温を上げる役割もあります。変温動物であるカメは、自分で体温の調節ができませんので、太陽に当たって体温を上げ、食べたものを消化することをしなくてはなりません。
この太陽光の役割を人工的に作ることができるものが売っています。それがバスキングライトです。
夜になるとライトを点けてやります。普通のレフ球ランプです。
昼間に太陽光を浴びることができますので、夜間の体温調節用、甲羅乾燥用です。水の中から出て、甲羅を乾かすということも甲羅の成長、カメの健康にとって大切なことなのです。
最近、クリップ型の新しいランプを買ってやりました。夜になるとサウナで頑張るおっさんのようにいい汗流してます。
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