カメのエサはレプトミン一択!ということで問題ありませんが、どの程度の量を、いつやればいいのか、これにはとても悩まされます。うちのカメさんが小さいころは、何かで読んだ「カメの頭の大きさ程度」ということを参考に1回数粒のレプトミンを、朝にあげていました。回数は1回だけです。これで、立派に身体も甲羅も育ちましたので、大丈夫だと思います。
カメは変温動物ですので、自分で体温を上げることができません。しかし、食べたものを消化するには体温を上げる必要があります。ですので、自然界ではおそらく朝に食べて、その後太陽光を浴びて体温を上げ、消化しているのだ、と予測されます。だから、ぼくは朝にエサを上げて、あとは日当たりの良い所に水槽を置いておく、ということで育ててきました。甲羅の成長には太陽の紫外線も必要だからです。
回数については、ぼくの経験から、「カメの頭の大きさ程度」を朝に1回あげるだけで充分に育つと思います。最近はうちのカメさんも大きくなってきて、よく食べるようになりましたので、昼や夜にもエサをやることがあります。食べさせた後にはバスキング(甲羅干し)できるように、夜ならライトを当ててやります。するとシェルターの上に登って、気持ちよさそうに身体を温め始めます。甲羅を乾かしたり、身体を温めたりするのに、このバスキングライトは必要です。特に日当たりが悪いところで飼う場合などは重要になります。
冬場はあまりエサを食べなくなりますので、回数を減らしてもいいでしょう。毎日エサをやる必要もありません。1日おきとかで充分です。
まとめると、
- エサはレプトミン
- 回数は朝に1回あげるだけ
- 量は頭の大きさ程度
- 食べたあとはバスキングできる環境に
- 冬は毎日あげなくてよい
です。
欲しがると沢山あげたくなりますが、そこはグッとこらえて少量で育てましょう。
カメにも肥満があって、甲羅に収まらなくなるような症例もあるようですので。