【フリーの声明】翻訳に関する追記。英語の時制って難しい。

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「アテブリについてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーがウェブで声明」という記事を書きました。そこで、下記の部分を引用して、「バンドのスタンスとして、いかなるアテブリも絶対にしない!」という信条がある、と訳したのですが、ちょっと意味が違ったようです・・検証いたしました追記です。

 

The Red Hot Chili Peppers stance on any sort of miming has been that we will absolutely not do it.

 

フリーらしいというのか、文法が教科書的でないといいますか、単純なようで読み下しが難しい。まず問題となるのが、has been という現在完了形です。現在に至るまで・・・である、ということなので、「いかなるアテブリも絶対にしないと決めて、今もそうである」という状態を表わしているはずです。そして、もう一つが、we will の部分です。これは未来形なので、これからのことです。「これから先、絶対にアテブリしない」という意味になっています。

時制を曖昧に「アテブリしないっていう信条があった」って感じで雰囲気で訳していましたが、訂正します。

 

これは、「いかなるアテブリもレッド・ホット・チリ・ペッパーズのスタンスとして、これからは絶対にしない」という今後についての声明文です。苦渋の決断でアテブリ演奏(エア演奏)したけれど、もうこれが最後、これからは絶対にしない、ってことでした。

 

時制を読むのって大切ですね。英語の時制にシビアな部分は好きですが、完了形ってなかなか身体になじみません。