死んでも良いと思える瞬間がライブにはある

新幹線から富士山

 

hot buttered poolでライブをしていて、「ああ、いま死んでもいいな」と思える瞬間があります。めったにありませんが、あります。20代の頃は、年に2回ほどありましたが、最近は年に1回もないかもしれません。大人になったと言えばそれまでですが、大人には大人のやり方があるんだろう、とも考えるようになりました。

 

死を覚悟して生きるということができれば、どんなにか良いだろうと思いますが、いつまでも死ぬのが怖いです。でも、そんなものがどうでも良くなる瞬間がライブにはあった、ということです。もしかしたら、瞑想をして到達するところにもそういう感覚があるかもしれません。せめて、今日で人生が終わるかもしれない、くらいの覚悟を持って行きてゆければ、とも思いますが、いつまでも明日が続くような生き方をしてしまいます。

 

今日で人生が終わるよと言われても、いつまでも明日が続くような今日を生きられるのが境地なのですね、きっと。