- 2020年12月5日
ものごとの上手を決めるのはなにか
何かが上手であるというのは、成功の確率が高いということだと思います。成功確率100%ということはありえないことが多いし、仮にあったとしても、おもしろみがなくなります。絶対できることに挑戦しても何も甲斐がないでしょう。大体技を磨くなんてことをしている場合は、100%にいかに近づけるか、ということを目指しているわけです。 お茶を点てるのは、本当に難しいです。その時の気温、お湯の沸いている様子から想像さ […]
何かが上手であるというのは、成功の確率が高いということだと思います。成功確率100%ということはありえないことが多いし、仮にあったとしても、おもしろみがなくなります。絶対できることに挑戦しても何も甲斐がないでしょう。大体技を磨くなんてことをしている場合は、100%にいかに近づけるか、ということを目指しているわけです。 お茶を点てるのは、本当に難しいです。その時の気温、お湯の沸いている様子から想像さ […]
かもしれない。柔術と茶道はとても似ています。いや、似ているところを経験上見つけることができるからかもしれません。歳をとった強みです。 格闘技をやる上において、ぼくは身体が小さいほうです。ジムでもぼくより体重の軽い人はほとんどいません。ボクシングをはじめ、多くの格闘技では、階級性が敷かれ、細かく体重で振り分けて、対戦が行われます。無差別級というのは、そういうの関係ない闘いです。つまり、ジムでの練習は […]
ここで言うおばあちゃんとは、血のつながりのあるおばあちゃんではありません。失礼ながら、先代のお茶の先生のことを指しています。先代先生は、20代からお茶の先生をされていたそうです。しかもお家元の直門として94歳でお亡くなりになるまで、ずっとご自身も稽古されていました。 同門のお弟子さんたちに話をうかがうと、先生は昔は大変厳しかったそうです。ぼくが入門してからの個人的な印象は、大変甘やかしてくれるおば […]
夏の暑い日。先生はお亡くなりになりました。 その日の朝、お茶のお稽古日でしたので、いつもの通り朝から先生のご自宅でもある稽古場に参りました。その頃の先生は、癌を患い疲れやすくなっておられたので、少し稽古をつけては、ちょっと席を離れてお休みになる、という感じでした。でも、その日は最初から先生の席は空いていました。そして、弟子たちによる自習が始まりました。 少しして、先生の娘さんが、先生が呼んでいるの […]
亡くなってからふた月ほど経って再開した稽古場。 たしかにいない。先生はもういない。そのことは理解しているけど、茶室や道具からは先生の気配が感じられて、ただ、いつも座っておられた場所に先生がいない「だけ」。その他はすべて何も変わらない。 ぼくの先生は晩年、娘さんに外向きの活動や家事のことをほとんど任せて、お茶のお稽古に専念されているように見えました。亡くなったあとは、その娘さんが継ぎ、 […]
ある一定期間、ムキになっているのか、というほどに毎日更新しておりましたが、ムキになっているというほどなので、無理していたのだろうと思われます。すっかりブラジリアン柔術が楽しくなって、ブログで日記を書くのも忘れて5年ほどブラジリアン柔術のことばかりを考えていました。 ところが新型コロナウイルスの影響により、怪我もしていないのに3ヶ月もブラジリアン柔術の稽古ができない状態になりました。だ […]
プロ柔術を観てきました。 ぼく自身柔術をはじめて1年が経過し、少しは怪我しにくくなり、少しは技をかけられるまでの時間が長くなったりしてきました。結局やられてしまうのですが…(・_・; 1年程度の初心者でも、自分がやっている分、ルールも知っていますし、キワの攻防なんかも多少は分かるようになってきているわけです。なのでとってもおもしろかったです、プロ柔術。 ブラジリアン柔術の試合では、片 […]
かさばるものは嫌いです。できれば折りたためたりしてコンパクトになるものが好きです。お茶室で使われる道具における好きなポイントもまさにここで、床(とこ)に飾られている巻物は文字通りくるくる巻いて仕舞うことができますし、点前に使う棚も分解してコンパクトになったりします。そういうところに、はぁええわぁ、と感動しきりです。 Bose QuietComfort 25 というヘッド […]