年功序列

hot buttered pool は、2012年5月で結成18年を迎えました。

つまり、やっている人たちも結構な年齢になってきている、ということです。

 

書店に行くと、「xx歳からのxx」とか「xx歳までにxx」などの

年齢をタイトルに盛り込んだ書籍が目につきます。

「二十歳のときに知っておきたかった云々」などと今さら言われて、

ぎこちない笑みを浮かべています。

 

高校野球を観ていて、

小学生のころ、「自分も大きくなったら甲子園出たいなぁ」と思っていたのが、

中学生くらいには、「お兄さんたちすげーたくましいなぁ」となり、

高校生、つまり同じ世代になったときには、

「同い年なのにかっこいいなぁ」となり、

二十歳を過ぎた頃には、「年齢的にもう高校野球には出られんな」となり、

三十歳を過ぎた頃には、「なんと、監督と同い年やないか」となり、

今年なんかは、アルプス席でインタビューされているお母さんの映像見て、

「高校球児のお母ちゃんと同じ歳やないか・・」となりました。

 

年齢と経験を重ねることによって、いいことも悪いこともあります。

ぼくたちには若いバンドにはないものがあります。

 

でも、上下関係、つまり先輩後輩、年功序列みたいなものは、不要です。

これにはずっと違和感があります。敬意を持つことは必要だけど、

上の言うことは絶対だ、なんてことは音楽の世界では特に必要のないことだと思ってます。

 

大人にならんといけないなぁ、とは思ってます…。