駅までの道を歩いていますと、犬を連れて散歩中の方とよく出会います。よくある話ではありますが、飼い主の方と犬はよく似てます。まずその見た目が似ています。ひょっとしたら性格も似ているのではないかとも思ってしまいます。
たいていの場合は、ペットショップで購入されたり、どこかでたくさん生まれたので譲ってもらったりということで家にやってくることになっていることでしょう。迷子の子をそのまま世話しているというケースもあるでしょうか。
その最初の出会いのときに、自分に似た何かを見つけているのかもしれません。また、一緒に暮らすようになって、じぃーっと観たり、遊んだりすることが増えますので、自然と人間の側から似てしまうのかもしれません。
誰かとおしゃべりしていたら、その人の口癖や行動がうつってしまった、なんてこともよくありますので、飼い主とペットが互いに歩み寄っている可能性もありますね。
性格や態度ならまだしも、見た目まで後から似てくるというのは、にわかには信じにくいものですが、あながちそれは間違いではないでしょう。
ぼくの見た目もカメのようになってきているのでしょうか。
一生懸命であきらめず、過去のことはすぐに忘れてのんびり暮らしている、うちのカメには教えられてばかりです。見た目だけでなく、その生き様をこそもう少し近づけたいものです。