アメリカのテレビドラマを昔から観ています。幼少の頃は、「超人ハルク」や「奥さまは魔女」、80年代にはマイケル・J・フォックス主演の「ファミリータイズ」、90年代には「ツインピークス」や「Xファイル」などを観てきました。ツインピークスのドラマの中で会議室のテーブルの上にドーナツがどっさりと乗っているシーンが度々映りました。なので、ファンはこのドラマの放映に合わせて、ドーナツを買っておいて食べながら観たそうです。
この気持ちがとてもわかります。
24(TWENTY FOUR)が流行ったとき、ジャック・バウアーの使用銃、H&K USPコンパクトのガスガンを買いました。それをモニタの前に置いて、ビデオを再生するのです。普段ガスガンとかそんなに興味ないのに、買うとなるといろいろ調べて、アルミニウムのスライドとアウターバレルに交換したい、なんて考え始めて、結果的にアメリカでは実銃が買えるのではないか、というお金をかけておもちゃの拳銃を手にすることになりました。
自分でも阿呆だと思います。
「フリンジ」はウォルター博士の食べている、リコリス菓子(RED VINES)を食べながら観ましたが、「ブレイキング・バッド」ではなんでしょう?ガスマスクでしょうか。・・・欲しい。
阿呆ついでになぜこういう物が欲しいのか説明しておきます。
ジャック・バウアーのプリントされたTシャツではダメなのです。使っている物を手にしたいのです。音楽で例えるなら「ジョン・フルシアンテ」の描かれたカバンとかが欲しいのではなくて、ジョン・フルシアンテが使っているギターやエフェクターが欲しいのと同じです。子どもの頃からそうです。仮面ライダーのプリントされたスニーカーなんか欲しくなくて、変身ベルトが欲しかった。バロムワンの水筒が欲しいのではなくて、ボップが欲しいのです。(ボップは買ってもらえなくて紙粘土で作りました^^)それを手にしたら、それを食べたら、それを身につけたら、どんな心持ちになるのかを知りたいのです。対象の人物がそこに至った原因とかプロセスとかを感じたい。
以上、鼻息も荒く、阿呆な告白でした。
最後まで読んでくれてありがとうございます。