ブラジリアン柔術の全日本マスター選手権に出場するため、58.5kgから54.5kgへ減量しました。そのために行った内容をメモしておきます。
基本はグルテンフリー
実施期間は3週間です。
まず基本として、グルテンフリーを実践しました。これは毎回減量時に行っています。これだけで2週間で2kgは普通に落とせると思います。グルテンフリー、つまり小麦粉を食べないという方法は、お腹の下の方に効くような感覚があります。イメージとしては、大腸に付いていたねっとりしたものが流れてゆく感じでしょうか。
ペスカトリアン食
今回はグルテンフリーにプラスして、肉を食べないようにしてみました。かのアーノルド・シュワルツェネガーもいまやヴィーガンです。ストロングマンコンテストのチャンピオンもヴィーガンだそうです。ヴィーガンは思想的なところもあり、動物性の食品をまったく食べません。肉をやめるどころか、チーズのような乳製品も玉子も魚も豚骨スープも食べません。さすがにそこまでやるとどこからタンパク質摂るねん、となりそうです。
思想的なこだわりも特になく、減量とパフォーマンスアップが目的なので、魚や乳製品は食べることにしました。食べないのは、牛肉、鶏肉、豚肉です。
この食べ方は「ペスカトリアン」というそうです。
大豆ミートを使う
もっと肉が欲しくなるのかな、と恐れていましたが、案外肉なしでも3週間平気でした。肉っぽいものが食べたいな、というときは「大豆ミート」のパスタソースやカレーを使いました。「大豆ミート」というネーミングはセンスが良いですね。「人工肉」という名前だと食べる気が起こりません。「大豆ミート」だと、健康に良さそうです。しらんけど。
発芽玄米を食べる
グルテンフリーの目的は、急な血糖値上昇の抑制でもあります。白飯をたらふく食べてしまっては、血糖値が爆上がりです。その代わりに、発芽玄米を食します。小豆と炊き、寝かせた玄米としていただきます。これは3日目くらいからがとても美味しい。噛めば噛むほど美味いのです。ゆっくり噛んで食べることで血糖値上昇を抑えます。
いまさら完全無欠コーヒー
いまさら感ありますが、朝は、少し前に流行った、「完全無欠コーヒー(バターコーヒー)」というものを取り入れてみました。コーヒーに、ギーとMCTオイルを入れて朝に飲みます。気をつけなければいけないのは、これの他にトーストなどを食べない、ということです。このバターコーヒーだけで、午前中は過ごします。脂質をしっかり摂るので空腹感は感じません。
これは、炭水化物とタンパク質を極力減らし、脂質をエネルギーとして使える身体に持っていく、「ケトジェニックダイエット」という方法です。なので、グラスフェッドバターやMCTオイル(C8)など、上質なオイルを摂取する必要があります。少々お高いですが、お肉食べないのでこちらに投資です。
前日の晩と当日の朝
夕方にお風呂に入り、汗を出しました。1kg出ました。この時点で54.5kgでした。汗出した分だけ食べられます。前日の晩は、白米と玉子焼きと味噌汁。なるべく消化の良いもので、かつ、炭水化物で水分を補給しました。55.5kgとなり、床に就きました。
当日の朝、起きると55kgでした。56kgまでOKなので、余裕があります。当日計量の減量としては大成功です。バターコーヒーとアサイードリンク、バナナなどを食して家を出ました。会場までは、スポーツドリンク300mlとトレイルバター50gほどを口にしました。
結果と今後
以上のような方法で、フラフラにならず、心身ともにすっきりとした状態で試合をすることができました。次回からも同じ方法で行けそうなので、ここにメモします。体重が目標値になるまで、3週間は不要でした。2週間で大丈夫そうです。毎回1週間前に仕上がります。どのくらいの期間取り組むべきかは、今後の課題です。