- 2021年4月17日
ニューバランスのニューバランス。
ニューバランスというブランドのスニーカーを一時よく履いていました。2万とか3万とか革靴買えるがな、とへこへこ言いながら買うスニーカーです。ここ数年はすっかりアシックスのお世話になっていて、5足くらい連続で同じものを買って履いています。気に入ると、それをずっと選びたいというのは革新的でないような気もしますが、とくに身に付けるものは、気に入ったなら、同じ物を使い続けるほうが心地良く、他のことに集中力を […]
ニューバランスというブランドのスニーカーを一時よく履いていました。2万とか3万とか革靴買えるがな、とへこへこ言いながら買うスニーカーです。ここ数年はすっかりアシックスのお世話になっていて、5足くらい連続で同じものを買って履いています。気に入ると、それをずっと選びたいというのは革新的でないような気もしますが、とくに身に付けるものは、気に入ったなら、同じ物を使い続けるほうが心地良く、他のことに集中力を […]
書いたことを忘れて、また書く、ということをよくします。先日、幸せについて書いたら、割と最近にも幸せについて書いていたことを発見しました。書いた先から忘れているのでしょうか。ああ、またあのおじいちゃんおんなじことゆうてはるわ、という感じです。好きに阿呆言うために書いているので、また何回も同じことを書くかもしれません。 しかし、ブログなどというものは、検索ページから来て、パッと見て終わりという使われ方 […]
その昔。90年代の初め。 あるふたりが電車の座席に座り、ペンギンマークのあのブランドの名前は何であるか、ということを話し合っていました。なんやったっけー、なんやったっけー、と出てきません。ポロシャツとかの胸にマーク付いてるやつやんなー、なんやったっけー。と、前に立っていたおばさまが、ささやくように「マンシング」と教えてくれたそうな。 いま、何かが分からないときや思い出せないときには、ネットで検索す […]
というものを求めて、十代の終わり頃から詩を書いたり歌を歌ったりしてきました。 絶対的な幸せとは、相対的でない幸せのことです。青い心を持った人間には相対的な幸せが許せなかったようです。つまり、何かと比して幸せである、ということは「本当の」幸せではないのではないか、と考えていたわけです。しかし、そういうものは見つかりませんでした。歌や詩の中にはそれに近いものもあったかもしれませんが、それはきっと勘違い […]
ぼくが高校生のころには、ポケベルもケータイもありませんでした。電話は家にありましたが、人間が個別に電話番号を持つということなどは考えたこともありませんでした。インターネットもありませんでした。コンピューターに詳しい友達がパソコン通信をするために電話屋さんのショウルームに行ったりするのに着いていったことはあります。インターネットはなかったけど、パソコンで通信はできていたようです。しかし、友達でパソコ […]
というものがあると思います。幼なじみだからこそ生み出されたものや兄弟だから作れたものなど。このような関係性ができあがるにはかなりの運やタイミングが必要です。特に親族でなく、赤の他人であるけれど利害を抜きにした友人関係というものは大人になってからでは築き難いものです。だからこそ、とてつもなく価値のあるものだと思います。 経験的に考えると、利害を伴わない友人関係というものは、二十歳くらいまでにできた友 […]
初めてアルバムをCDで発売したとき、ああわいはこれでこの世に何かを残したでもういつ死んでもええわ、と思いました。25歳くらいの若造の考えることなので浅はかで恥ずかしい限りです。CD一枚くらいがお前の人生か、と言ってやりたいです。が、そのときはそのくらいの充実感があったのは確かですから、仕方ありません。 何かを残したい、というのは割と本能的な欲求なのでしょう。家系を絶やさないとか、自分の遺伝子を後世 […]
あまりくわしくは知りませんが、「女性が会議に参加していると会議が長くなる」などと発言をして、オリンピック組織委員会の会長(?)がお辞めになられました。今の時代、それを言ったらアウトであるということが増えましたね。どういう場面でどういう文脈で語ったのか、ということはもはや問われない世の中の雰囲気で、なかなか生き辛くなったなぁ、と思います。 「世界」という言葉がどの世界を指しているのかもよく考えたいも […]
ぼくは「進化」という言葉を使うとき、そこに進化する人や生物の「意思」があるかのように使ってきました。案外そういう人は多いのではないか、と推察します。「キリンは高いところにある食べ物を食べるために進化しました」という言い方は間違っていません。しかし、「キリンは高いところにある食べ物を食べるために首を長くした」というわけではない、ということです。そこに意思はないのです。たまたま首が長くなってしまった生 […]