• 2013年12月12日

ウェブの情報ってカスタマイズするほどに視野の狭い人間になっていく

  最近、積極的にtwitterやfacebookを見てみようと思って、よく使っています。また、Gunosyなどのニュースアプリを使ってみたりして、自分向けに選択されたニュースなどを楽しんでいます。twitterやfacebookも自分が観たいものだけを観ることができるのでたしかに便利です。やってみて感じましたが、この「自分向け」ということがワナで、これって結局、自分の好きなものしか見な […]

  • 2013年12月11日

茶道の許状って運転免許証とはまったく違う

  ぼくは裏千家に入門してます。裏千家では、お家元から「許状」というものをいただけます。筆文字で書かれた許状なんてものを手にすると、なんだか北斗神拳でも伝承してもらったような気分です。   許状の申請は、自分の習っている先生を通じて、お家元にお願いをします。そして、裏千家の許状には、明確に初級、中級、上級などの段階があり、それぞれに申請するための金額も決まっています。公開されて […]

  • 2013年12月10日

茶道の稽古場でメモしてはいけません!

  「いけません!!」と遠くから先生の声がしました。茶道の稽古場の隅で、教わったことをメモしようとしていたときのことです。   人の話を聴く時はメモを取れ、などとよく言われてきました。確かにメモしておくとあとで思い起こしやすくなります。特に何かを学ぼうというときには、聞き漏らさないように気合いを入れてメモを取ります。ところがこのメモすること、筆記具を持ってきて書くという行為が茶 […]

  • 2013年12月9日

茶道で学んだ、足がしびれても十秒で治して立ち上がる方法(正座限定)

  お点前をしたり、客としてずっと座っていると、足がしびれます。正座は不思議と慣れるもので、習い始めた頃よりも長く座れるようになりました。が、しびれます。   でも、しびれてしまっても大丈夫です。普段ぼくたちが使っている、お茶の先生にうかがった、足がしびれても立つ方法をお教えします。一度跪座(きざ)をします。跪座とは、かかとを立てて座っている状態のことを指します。これが出来ない […]

  • 2013年12月8日

茶の湯における音 〜吸いきり編〜

  音を立てずに食べる、飲む、ということは幼い時からしつけられてきました。また、欧米を旅すると、パスタは蕎麦をすするように食べてはいけないし、コーヒーをズズズッと飲んではいけないことを学びました。なので、茶の湯の席で抹茶をいただくときに、音を立てることを知った時には少し抵抗を感じました。   飲みきった最後に音を立てることを「吸いきり」といいます。ズズッと音を立てて、吸いきるの […]

  • 2013年12月7日

ロック、茶道、継承すること

  ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズが確かこんなことを言っていました。 「自分はロックンロールの継承者である」と。 つまり、ブルースから生まれたロックンロールを未来へ継承している、その間に立つ人間である、ということです。 人間の想像力はすさまじく、遠い過去や未来を想像することもできるし、宇宙の果てというような遥か遠くを想像することもできます。そして、とてつもなく大き […]

  • 2013年12月6日

茶の湯における音 〜すり足編〜

  茶道のお稽古場におりますと、静寂の中、人の歩く音が聞こえてきます。それは、コツコツとかドスドスではなくて、スッスッという音です。茶道では畳の上を歩くとき、すり足で歩くように指導されます。スッスッというのは、白い足袋の底が畳を微かに擦る音なのです。   着物を着てみると、このすり足がとても合理的であり、かつ優雅な振る舞いに見せてくれるということがよく分かります。たくし上げたり […]

  • 2013年12月5日

イマジネーションのトレーニングができる茶道

  インターネットが90年代半ばから幅を利かせてからというもの、何でも手軽に見たり聴いたりすることができるようになりました。大変便利で、ぼくも、はは~ええ世の中になったなぁ、とそのありがたみを日々感じております。しかしその反面、失われたものも沢山ありますよね。その中でも大きなものは、「想像・妄想する力」ではないでしょうか。   かつて、物を調べるためには、その場所まで行くか、知 […]

  • 2013年12月4日

大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンドのコンサートを観てきた!

  「大友良英&あまちゃんスペシャルビッグバンド」のコンサートへ行ってきました。どうしても生で観たかったのは、これは代えがきかないもの、つまりぼくの考える「バンド」である、と感じたからです。それを確かめに行きました。   よくブラスバンドの人たちが「宇宙戦艦ヤマトのテーマ」なんかを演奏していますが、そういう演奏を聴いても、心に響くものをぼくは感じてきませんでした。おそら […]