• 2014年5月23日

台湾や中国の人は抹茶を飲まないのか。

  日本における茶道の歴史を学ぶと、鎌倉時代に栄西という僧が宋より持ち帰った抹茶が始まりで、そこから日本独自に作り上げられていったのが、いまに続く茶道である、と覚えます。それであるのに、中国、香港、台湾では、茶藝という芸術性の高い楽しみ方もあるけれど、煎茶のほうが主流です。抹茶を飲んでいるイメージはないし、茶筅を振っているイメージもありません。   元は中国から日本へ伝わったも […]

  • 2014年5月22日

南部鉄瓶で淹れるとお茶がまろやかになる

    お茶は鉄瓶のお湯で淹れると美味しくなります。美味しく、というのは人の主観が入る表現なので、言い換えますと、まろやかな味わいになります。それは、鉄瓶(もちろん鉄の釜でも)で沸かされたお湯の鉄分がお茶に含まれるタンニンと結びつくことによって、タンニンが元の苦味成分を多少取り上げてしまうからです。苦味成分が少し取り除かれることで、まろやかに感じるようになるのです。   […]

  • 2014年5月21日

カメのように生きたい。

  ここのところ、物を捨てることや仏教について思いを巡らせることが多く、よく考えております。捨てたい!という欲求の裏にしがみついておきたい過去が山のように存在します。理屈では分かったようなつもりになっても、これらを手放すことはどうにもむつかしいのです。   うちには10歳のクサガメがおり、たまに水槽から出して散歩をさせます。カメがどの程度物事を記憶するのかをぼくは知りませんが、 […]

  • 2014年5月20日

整理上手な人は仕事ができる人なのか?

  物の整理が上手にできる人は仕事もできる、なんてことが言われます。このことは何度もなにかで目にしました。ユニクロや楽天のロゴデザインで有名なアートディレクター佐藤可士和さんが、「佐藤可士和の超整理術」なんていう本を出すくらいです。そぎ落として、そぎ落として、そしてスカッと良い物が出てくるのさ、みたいなことです。整理上手な人は仕事もできるんですねぇ。   本当にそうでしょうか。 […]

  • 2014年5月19日

ルービックキューブをカスタマイズするとヌルヌル動いて気持ち良い

  本日は、Googleのトップページがルービックキューブバージョンになってましたね。40周年記念だそうです。でも日本で発売されたのは1980年だから、開発された年起算となっているのでしょうか。神戸で開催された「ポートピア’81」という博覧会によく連れて行ってもらいました。パビリオンには長蛇の列ができておりましたが、子どもも大人もよくルービックキューブをして時間を潰していたものでした。 […]

  • 2014年5月18日

引越しに伴う断捨離で良い方法を思いついた

  おそらくここ数年、物を捨てたいと思って、いろいろと処分してきました。随分減ったとは思います。しかし、最近また坐禅セッションに参加したりするうちに、またもう少し何とか持ち物を減らしたいという気持ちが高まっています。   そして、カレン・キングストンの本をもう一度読んでみたり、坐禅してみたり、父にコツを訊いてみたりして、考えをめぐらせていました。   で、良い方法を思 […]

  • 2014年5月17日

「私は台湾人です」に込められた思い

  太平洋戦争のあと、大陸から蒋介石(しょうかいせき)が国民党を引き連れて、台湾にやってきます。やがて台湾独立!なんて言葉を絶対に言えなかった時代が訪れます。中国は共産党の政権となって、中華人民共和国となります。台湾にやってきた国民党は中華民国を名乗り、台湾に住んでいた人たちを支配し始めます。たくさん人も殺しました。   台湾では太平洋戦争後に大陸からやってきた人のことを「外省 […]

  • 2014年5月16日

捨てるための心構えについて実際に父にたずねてみた。

  昨日は、「もっと捨てたい」という日記を書いて、最終的には「そこのところの考え方を父から学びたいものです」ということを書きました。そこのところの、というのは、何でも潔くさっさと捨ててしまうところです。大げさに言えば、捨てることに対する心構えのようなものを知りたいのです。   今の時代は便利なもので、古希を迎えた父のような人間でも簡単にケータイメールを操ることができます。ですの […]

  • 2014年5月15日

もっと捨てたいと思うのだけれど

  1ヶ月ほど旅に出たりすると、帰ってきて、なんだこの不要物だらけの部屋は、なんて思います。それは、もっと英語勉強しておこう、と帰国したときに思うのと似ていて、すぐに薄れていってしまう感覚です。しかしながら、1ヶ月間それらの物がなくても生活出来ていたのは確かであり、そんなものなくったって充分に楽しく暮らすことができていました。こういう考えをきっかけに、時折物を手放したくなります。 &nb […]